土木・建設工事
地盤補強工事
地盤に補強材を打設し、斜面崩壊の防止や構造物の基礎補強などに有効な工法による工事です。
EPルートパイル®工法
EPルートパイル®工法は、土に補強材としてパイルを網目状に打設することにより、土の変形を抑制する工法です。パイルの頭部はキャッピングビーム(RC構造)で連結される為、パイルを打設した地山、構造物の基礎は一体構造として挙動します。切土法面補強や擁壁補強、構造物補強に有効な工法です。
高耐力マイクロパイル工法
高耐力マイクロパイル工法とは、マイクロパイル技術にグラウンド・アンカー 工法で用いられている削孔技術やグラウトの加圧注入技術を取り入れ、 異形鉄筋と高強度の鋼管を埋め込 むことにより高耐力・高支持力の細径杭を築造する工法です。構造物(橋脚)基礎の耐震補強や擁壁・橋台等構造物の基礎補強などに用います。
スーパーダグシム®工法
スーパーダグシム®工法は、従来の地山補強土工法に必要とされていた①削孔 ②芯材挿入 ③モルタル注入 ④ケーシング抜の4工程を、1工程にて行なう同時削孔注入方式により、地山に補強材を打設する工法です。道路の法面補強や表層の崩壊防止、土留めなどに用いられます。
実績事例
ヒロセ補強土株式会社
熊本地震で被災した宅地擁壁がけ崩れ対策工事に採用
EPルートパイル®工法
- 現場:
- 阿蘇郡西原村
熊本地震で阿蘇郡西原村の宅地擁壁にクラックが入り、その対策工事として、狭い現場でも施工可能な工法で耐震性に優れ、また、東日本大震災の宅地擁壁工事でも高い評価を得ていたEPルートパイル®工法が選ばれました。
ヒロセ補強土株式会社
国道9号日の出橋付近の復旧工事
EPルートパイル®工法
- 施工:
- 明清建設工業株式会社
- 現場:
- 国道9号日の出橋付近
京都府南丹市を通る国道9号日の出橋付近で、道路の擁壁部にクラックが見つかり、対策工事が実施されることとなりました。現場は、山陰本線が約2mの間隔で並行している非常に狭い場所で、老朽化した石積みを補強するための工事にEPルートパイル®工法が採用されました。交通量が多い国道9号の交通規制を行わなければならず、工期も限られていた中で無事、短期間で復旧を成し遂げました。